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二度寝タイムトラベル

by oyatsutakiko

わりと早寝早起き派である。

小僧っ子時代に朝5時〜6時台の電車に乗っての通勤で鍛えられ、そして、まだ座れる東西線の電車ゆられての数十分が、心落ち着くひとときだったからかもしれない。

朝の爽やかな風景、江戸川を渡る橋の音、ウォークマンで音楽を聞いたり、文庫本を読んだり、時には貴重な睡眠時間になったりだった。

今は早朝に電車に乗ることはほぼ無いが、朝の凛とした空気を感じてから台所仕事や自分の仕事を始めるのはとても気持ちいい。仕事場へのほんの短い移動の運転でも、近くの学校の校舎の脇から登る朝日をタイミングよく見かけたり、車を止めて鳥の様子を楽しんだりさえずりを聞いたり、景色や空を眺めたりする。

夜もシャキシャキと動けると良いのだが、残念ながらショートスリーパーではないらしく、けっこう早い時間に眠くなる。

その日の夜も、たっぷりのキャベツサラダと、野菜と肉の炒め物と、鰻屋さんのお母さんに教えていただいた茹で方で上手く出来た茹でピーナッツに舌鼓を打ち、缶チューハイを飲み終える頃にはもう眠くなってしまった。

10時頃にはもう寝てしまったのだろうか。

ぐっすりと気持ちよく寝た。

起きる前にみていた夢を、この内容は起きたら覚えておこう…あ、覚えておこうと思うってことはこれは夢なんだな、って自覚した瞬間に目が覚める。


4時半だった。


さすがにまだ暗い。

さっき見た夢思い出せるかな、ちょと早いし、もう少しこのままゆっくりしてから動きだそう。

夢の中の登場人物も多く、複雑だったよなあ。あれどんな意味だったんだろう。てか場所も複雑過ぎ。。。



娘の目覚ましがジャンジャカ鳴っている。

え?なんで6時過ぎ???


体感では、夢の反芻をしてから一瞬である。

1クール、1時間半寝た感覚はまったくない。

これはもうタイムワープ、タイムトラベルしたとしか思えない程の一瞬感だ。


アニメなどにある、あの、時間を止めて(または止まって)、みんなが止まってる間にヒーロー、ヒロインが活躍し、そしてヒーロー、ヒロインが元の時間に戻る時、活躍したあれこれの記憶を消されてしまうという、あんな感じの物語の…



もちろんヒーローたちの方ではなく、

止まると同時に背景と共にグレースケールになってしまうその他の出演者、の、感覚である。



oyatsutakiko
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