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にわかバードウォッチャー(後編)

by oyatsutakiko

にわかバードウォッチャー後編。

後編は、独断と偏見の「見かけたらラッキー✨」3種をご紹介したいと思う。

ハト。
鳩、んもう字面からしてラッキー感満載である。
可愛らしい飛び姿、神社の石橋のあたりにたむろしてる鳩ちゃんたちの人懐こい歩き方、前後に首を振りながら歩く後ろ姿を見ると、(やったことはないが)後ろからワシっとつかんでしまいたい気持ちにかられてしまうのだ。


いつだったか、市内のそんなに広くない道を30〜40kmほどで走行中、いきなり鳩が車の右天井部分、
人間の顔で例えると、こめかみの斜め上8㎝上くらいのところにぶつかってきて、たいそう驚いたことがある。

その鳩は、車の天井にドゴン!と鈍い音をたててぶつかると、斜め後ろにすっ飛んで行き、右側の歩道の自販機のある辺りにズザーッとスライディングし、バタバタと羽をばたつかせている。サイドミラー越しに見えるその姿に、
「だ、だいじょうぶ⁉️」
と思いつつ、前後の車に挟まれてどうすることも出来ずそのまま走行した。

不可抗力とはいえ、とてもとても心が痛む。
心配は拭えず、とりあえず大通りに出た後引き返し、あの自販機まで戻ったみた。

そんなに時間を置かなかったのだが、戻ってみた時はもう鳩はいなかった。

ちょっと脳震とうみたいの起こしたけど立ち直った。きっとそう、そうに違いない。罪悪感とともに無理やりそう思うことにしている。





ハクチョウ。

動物園や、自然番組などのテレビでしかお目にかかれないと思っていた白鳥が、田んぼ道を走行中に群れをなして行動しているのを見かけた時は本当にびっくりし、そして超ラッキーと思った。

しかもその白鳥さんたち、飛んでる姿は優美なものの、
稲刈りの終わった田んぼに群れであちこちと移動するらしく、田んぼの中でぽてっとくつろいだり、刈り終わった稲の根っこの辺りをガツガツとついばんだりしている姿はどうにも庶民的である。なんだかとても、ぽてぽて、ぷりぷりしているのである。

まるで、テレビでしか見たことのない女優さんの日常の姿を見てしまった、的な親しみを感じてしまうのである。




そしてそして。

ここらへんで見る鳥で、一番ラッキー✨と思う鳥No.1は、

サギ。
である。✨✨✨

白鷺がファサーファサーと飛んでいく姿を見ると、今日はラッキー間違いなし♡とさえ思う。

飛んでる姿良し。田んぼにすくっと立っている横姿もよし。
羽がきれいで大きくて、とても優美なのである。


市内から隣町への田んぼが広がる道を走行中のこと。

ひたすら田んぼが広がるその付近の信号で、信号待ちをしていた。
と、車の横のガラス越しから何やら視線を感じ、

何の気なしにその視線を感じた方を向いてみると、
田んぼの脇の雑草と同じくらいの高さで、鷺が正面を向いて立っている。

横姿や飛んでいる姿はたいへん優美だ。

しかしながら、正面から見る鷺ちゃんは…たいへん細い。細すぎる。折れそうである。

しかもビックバードをもっとシワシワにして土色にして、とっても目を離した感じの様なビジュアルだった。ハッとして、思わず目が合った瞬間から視線がそらせなくなる。それはそれは付き合い始めて間もないカップルのように…まばたきをする間も惜しむように見つめ合っていた。信号が青に変わり走り出すまで目をそらすことなく見つめ合い、青に変わった雰囲気を感じ取ると、静かにその場を去った。のである。ww


年末から、この「鳥ネタ」をずっと書きたかったのだが、遅ればせながら「トリ」にかけて新年のご挨拶にもしてしまおうと取り組んだ次第である。

ささやかな、もしかしたら大きなラッキーが降り注ぐような一年でありますように。
遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


oyatsutakiko
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