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雪道のあれこれ・その2

by oyatsutakiko

雪の季節は気を揉んではいけない。

…と、分かっちゃいるけど、寒いとなかなか体が動かないし、お布団は優しい暖かさだし、ストーブ付けてもうちょっと部屋あったまってから、なんてうだうだしているうちにどんどん時間が過ぎる。そして、やべー!お米研いでない!とか、雪かきしないと脱出できーん!とかお尻に火がついた状態になってわらわら(急いで)動き出す。


家の事は、わらわらやろうがちんたらやろうが、家族以外にさして迷惑をかけないが、雪道運転は焦っていいことは何もない。そう、迫る何かが色々あろうとも、焦らない心が重要なのである。


視界不良と道路の凍結、焦ってはいけない心その1。


焦ってはいけない心その2。雪の壁から出てくる車。これはメインの通りを走ってる時もこわいが、壁から大通りに出なくちゃいけないときはもっとこわい。車の鼻先を出すにも賭けである。


焦ってはいけない心その3。土間状態の凍結路面。
雪の壁もすごいが、土間のようにボコボコになった路面には、かなーりの慎重さを求められる。混雑時や、道幅が狭くなっている時など、うっかりアクセルを踏みすぎてガタズルッ!と滑って近くの車と急接近してしまうこともままあるからだ。


焦ってはいけない心番外編。凍みててすぐ発進出来なくたって八つ当たりしちゃぁいけない。お天気には勝てないのだ(泣)



普段はラクにすれ違えるこれくらいの幅の道路も、雪のために通り道半分になってしまい、そうなると対向車同士で気を使いながらすれ違えるポイントを探して上手くすれ違う。人間の感覚って、すごいなと思う。言葉でやりとりしなくても、その場の雰囲気で優先順位を決め、通りのけっこう先からのアクセスでもお互いにコンタクトを取りながらすれ違うのだ。

出勤、通学時の時間帯はみんながみんな気ぜわしい。
そんな中、すれ違い樣ににこっとされたり、おじきをし合ったり、スチャっと手を上げたり上げられたりすると嬉しくなる。

せっかく譲ったのに仏頂面でスッと通り過ぎて行かれるとちぇっ!って思う。女性よりも、しっかりスーツを着ている会社員風の人に多い気がする。そこで爽やかに笑顔が出るとかスチャっと出来るとかでジェントルメン度がぐーんと上がるのに残念だなぁと思う。ただ、久しぶりに休みをもらって思いの外自分の体が疲れていたことに気付き、ほぐれた後に、きっと会社員風の仏頂面な人たちは様々休まらず、疲れきっているのかなぁとも思った。

いつだったかの通学送迎時に、30mほど先から止まっていただいて、来い来いのジェスチャーに甘えて先に通らせてもらったことがある。すれ違い様に丁寧にお辞儀をしながらよく見ると、鷹揚に手を上げて応えるやや恰幅の良いロマンスグレーのおじさまだった。有り難や有り難や。

鷹揚って、とっても素敵だ。

最近常々、上手に年をとるのって難しいわぁと思っているところだったので、この鷹揚さはぜひぜひマスターしたいなぁと感じた次第である。私にはまだまだ難易度高そうだけども。^^;


oyatsutakiko
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